米粉ニュース
2024.11.07
10年愛されたコラボ新商品がついに登場!新たな挑戦が生んだ次世代ミックスの魅力とは?
みたけ食品工業株式会社は、昭和34年の設立以来「大地と人を結ぶネイチャーメディア」として、厳しい品質管理のもと独自の技術で加工した安心・安全の穀物製品を皆様の食卓に提供しています。
この度、みたけ食品とオレンジページのコラボ商品『大豆粉と米粉のパンケーキミックス』の発売から10年を迎えるにあたり、同商品のように「長く愛される商品をつくりたい」という想いから、共同開発が始動しました。 オレンジページの強みである生活者目線に立って「特別な時にしか作らないもの」ではなく、「日常的に作れるもの」を、「誰もが持っている道具と素材」で手軽に作れる商品を目指しました。
みたけ食品の製品開発チームとオレンジページのコトラボ推進部が再びタッグを組み、試行錯誤を重ねて完成させた『大豆粉と米粉のパンミックス』、『大豆粉と玄米粉のお好み焼粉』のこだわりと魅力をご紹介します。
ドライイースト不使用に苦戦。試作を重ね、美味しさにこだわったグルテンフリーパンミックス
‟家庭で手軽に楽しんでほしい”、という想いからコンセプトは『必要な材料は水と油だけ、フライパンで作る』です。
本商品は、ドライイーストを使わず、ベーキングパウダーのみで膨らませています。大豆粉を使用しながらドライイーストなしで膨らませるのは非常に難しく、何度も何度も試作を繰り返して完成しました。また、甘くなり過ぎないように味の微調整を行い、食事パンとしてバランスの良い甘味と塩味に仕上げました。
この商品には、米粉と大豆粉を使用しています。小麦粉と比べて優しい味わいの米粉に大豆粉の甘みや旨味を加えることで、パンとしてのクオリティが一段階上がったと感じています。
また、米粉の選定にもこだわりました。使用している米粉は、生地が重くならないように水を含みにくいタイプを選び、パンのふっくらとした食感を引き出しています。
玄米粉で栄養価をさらに高めた、ふっくら仕上がる新しいグルテンフリーお好み焼粉の誕生
お好み焼粉の米粉は、米粉より食物繊維の摂れる玄米粉を使用しています。キャベツも血糖値を下げる効果のある食物繊維が多いですが、実は大豆のたんぱく質も同様の効果があります。たんぱく質の代謝や吸収を活性化させる働きのビタミンB6が米粉より多い玄米粉を入れたことが、栄養面でのこだわりポイントです。
開発当初は米粉と大豆粉を使って開発を進めていましたが、ふんわりとした食感に仕上げるために、米粉を玄米粉に変更しました。玄米粉にしたところ期待以上にふっくら仕上がり、「これだ!」と感動したことを覚えています。
一般的に、玄米粉は粒子が粗くなりがちで、ざらつきが残りやすく、食感が悪くなることが多いのですが、弊社の製粉技術を活かし、滑らかで食べやすい仕上がりを実現しました。また、水分を吸収しづらい独自の製法で仕上げたことにより、ふっくらとした食感を得ることに繋がりました。
誰かに食べさせたい、それが商品に込めた願い
『大豆粉と米粉のパンミックス』は、ただ市販のパンを買うのではなく、「美味しいからこのパンミックスを使いたい」と思ってもらえるような商品に育ってほしいと考えています。自由なアレンジが可能な点もこの商品の魅力の一つで、裏面パッケージのQRコードには様々なレシピを掲載しているのでぜひ活用して頂きたいです。
『大豆粉と玄米粉のお好み焼粉』は、「たまには小麦粉じゃないものを」というきっかけが定着し、「美味しくて、グルテンフリーで体にも良い」といった形で、広く愛される商品になることを願っています。
「おいしく、やさしく、簡単に、誰もが食べられるもの」どの商品にも共通している我々の想いです。この商品を手に取って頂き、今日も明日も笑顔がこぼれる食卓であってほしいと願っています。
【コラボ商品特集ページ】
https://www.mitakeshop.jp/blog/orangepageseries/